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卵道

鶏と歩けば 卵道

金の卵を産むわけではないけれど
もっと体の為になる貴重な美味しい卵がある。
そんな鶏と歩いてきてうん十年
最初はただたくさんの卵が採れればいいとそう思っていたけれど、
それだけじゃないとふと思うこともあって、
それは何だろうと考え、考え歩いてきた卵道。
答えはなかなか難しい。
真っすぐな道ではない。
いつも曲がりくねって、雨が降ってて、雪も降ってて、嫌になる道。
日はなかなか差さないけれど、恨まない、腐らない、いつも明るく、
優しく、愛情をもって仕事に励むことそれが一番大事。
これが分かるのに長い年月がかかった卵道。
過ぎてしまえば恥ずかしい、懐かしい、漫画みたいな?
反骨と妥協の狭間で、最近何かしらこんなんじゃないかしらと
思うことがあって、
自分の中にある様なない様なおぼろげなポリシー

体って、今まで食べてきたもの、心で思ってきたことの集大成じゃないのか
健康な体は、体に良い食べ物、体に良い心の持ち方の集大成じゃないのか
悟った訳ではないけれど、卵でこれを語れないかと
おいしい卵を作って、これに物語がついて、体と心の癒しになれないかと
美味しさと、幸せを感じられる卵語りが出来ないかと

なんとなく

ハレの日に食べる卵が石本農場の卵であったらよかったのに
人生最後に食べる卵が石本農場の卵であったらよかったのに

そう思ってもらえるような卵道を歩んでみたい

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